バイオグラフィー
Biography
本名 坂口あまね
1998年(平成10) 長唄の日本最大流派・杵勝会の八世家元 杵屋勝三郎の長女として東京に生まれる
3歳より長唄、6歳より三味線を始める
七世 杵屋勝三郎(祖父)、八世 杵屋勝三郎(父)、杵屋勝十朗氏に師事
一般財団法人 杵勝会所属
2012年(平成24) 14歳で「杵屋あまね」を名披露目
2019年(平成31) 20歳で 「四代目杵屋小三郎」を襲名
2021年(令和3年) 東京藝術大学音楽学部邦楽科 首席卒業
数々の長唄演奏会に出演、タテ三味線を務める
NHK-FM「邦楽のひととき」、Eテレ「にっぽんの芸能」等に出演
2020年(令和2年) 北九州市・文化庁が共同主催する東アジア文化都市開幕式典での創作舞踊「門司春秋」、東アジア伝統芸能饗宴での創作舞踊「鳥獣戯画EMAKI」の作曲・演奏を担当
その他にも数々の長唄や日本舞踊の音楽を手がける
2023年度 NHK大河ドラマ「どうする家康」サウンドトラックにて三味線ソロを担当
宮本亞門氏らが審査員を務める「NEXTアーティスト2023」に330組の中から選ばれ、日比谷フェスティバル2023にて演奏
三味線での古典演奏の他、他ジャンルとのコラボレーション、邦楽・洋楽の作編曲も行う
✣✣––––––––––––––✣✣
洋楽の作曲をカイル・ブラハ氏に師事し、European American Musical Alliance (EAMA) やAtlantic Music Festival に奨学金を得て参加。
これまでに室内楽やオーケストラ等の作品を手がける
4歳からピアノを始め、これまでに永田順子、ミヒャエル・クリスト、多美智子の各氏に師事。また和声・対位法を平井京子、作曲をカイル・ブラハ、室内楽を小池ちとせの各氏に師事。
第63・64回全日本学生音楽コンクール入選、第1回ジュラ・キシュ国際ピアノコンクール第1位、第12回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA銅賞、第2回エレーナ・リヒテル国際ピアノコンクール第2位、第3回ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan第1位。
ソリストとして、ルーマニアのアテネ音楽堂にてジョルジュ・エネスコフィルハーモニー管弦楽団とショパンのピアノコンチェルト第1番を共演。チェコ・フィルハーモニーのメンバーらと室内楽で共演。
日本語、英語、ドイツ語を話す
長唄三味線奏者 作曲家
四代目
杵屋小三郎
Career
1998(平成10)
経歴
2013(平成25)
2014(平成26)
2015(平成27)
2017(平成29)
2019(平成31)
2020(令和2)
2021(令和3)
2022(令和4)
2023(令和5)
杵勝会の八世家元・杵屋勝三郎の長女として東京に生まれる
3歳より長唄を杵屋利光(現・七代目和吉)師に学び、5歳「五郎時致」で長唄の初舞台を踏む
6歳より八代目松永忠五郎師に三味線の手解きを受け、7歳 「越後獅子」で三味線の初舞台を踏む
その後、七世杵屋勝三郎(祖父)、八世杵屋勝三郎(父)、杵屋勝十朗師に師事
杵勝会全国大会南座公演「二人椀久」の立三味線にて14歳で「杵屋あまね」を名披露目
東洋英和女学院中学部 卒業
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校 入学
杵勝会全国大会博多座公演にて「吉原雀」の立三味線をつとめる
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校 卒業
同大学音楽学部邦楽科 入学
杵勝会全国大会歌舞伎座公演にて20歳で 「四代目 杵屋小三郎」を襲名
藝大邦楽科より選出され台東区フレッシュコンサートにて自作長唄「須磨の浦」を初演
藝大アーツイン丸の内 2019にて自作曲「妖怪組曲」を演奏
京都南座にてイマーシブシアター『サクラヒメ』~『桜姫東文章』より~の三味線音源を担当
東京藝術大学 令和2年度宮田亮平奨学生
文化庁・北九州市の委嘱により創作舞踊曲「門司春秋」を作曲、
東アジア文化都市開幕式典にて演奏(藤間蘭黄 作詞・振付)
創作舞踊曲「鳥獣戯画EMAKI」を作曲、東アジア伝統芸能饗宴にて演奏(藤間蘭黄 作詞・振付)、
日本・中国・韓国で同時配信
東京藝大I LOVE YOUプロジェクトにて、飯森詩織(花柳貴伊那)作の創作舞踊「光」の作曲を担当
(東京藝大アートフェス2021優秀賞受賞作品)
東京藝術大学音楽学部邦楽科 首席卒業
アカンサス音楽賞受賞、卒業式にて総代をつとめる
飯森詩織(花柳貴伊那)作・演出・振付の創作舞踊劇「朔夜姫」
(東京藝大奏楽堂企画最優秀企画賞受賞作品)の邦楽部分の作曲を担当
「ミュージカル刀剣乱舞 ~江水散花雪~」の三味線指導を担当
大河ドラマ「どうする家康」サウンドトラックにて三味線ソロを担当
ミクスチャーファンクバンド BREIMENの「AKEOME ONEMAN LIVE」にてコラボ演奏
宮本亞門氏らが審査員を務める「NEXTアーティスト2023」に330組の中から選ばれ、
日比谷フェスティバル2023にて自作曲「風神雷神」を演奏
2019年(平成31)
2021年(令和3)
2022年(令和4)
2021年(令和3)
2022年(令和4)
Compositions
主な邦楽作品
主な洋楽作品
長唄「須磨の浦」
器楽曲「妖怪組曲」
創作舞踊「門司春秋」(藤間蘭黄 作詞.振付 / 藤舎呂近 作調)
創作舞踊「鳥獣戯画EMAKI」(藤間蘭黄 作詞,振付 / 堅田新十郎 作調)
創作舞踊「光」作曲(花柳貴伊那 作詞,振付)
創作舞踊劇「朔夜姫」邦楽部分(花柳貴伊那 作詞・振付)
器楽曲「風神雷神」(望月左太助 作調)
改訂版「妖怪組曲」(望月左太助 作調 / 福原寬 笛手付)
“KAGUYA”(室内オーケストラ)
“Rain and Snow in Tokyo”(チェロ、ピアノ)
“The Sea”(クラリネット、イングリッシュホルン、ピアノ)
“Ave Maria”(混声四部合唱)
“String Quartet No.1”(弦楽四重奏)
“Tokyo, Bayside, 10:32 p.m.”(オーケストラ)
“Dream Diary” (フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、パーカッション)
“U M I” (ピアノソロ)